プレパパ必読、パパにサポートしてほしいこと
赤ちゃんManabiyaでは、2022年12月に1人目が2歳までの産後ママ729名にインターネットでアンケート調査を実施しました。
この調査の中で、「子育てをするうえで、誰に対してストレスを感じているか」という質問をしています。最も多かったのが、「夫やパートナーに対して」という回答でした。(有効回答数717、MA)
では、夫やパートナーに対して、どんなストレスを感じているのでしょうか?
TOP3は「気が利かない」が66.6%、「自分優先の行動をとること」が57.6%、「仕事が忙しい、帰宅が遅い」が41.4%という結果です。男女の脳の仕組みが違うからという説もありますが、妻側がやってほしいと思う事をうまく伝えたり、夫側も自分がその立場だったらと想像して相手を思いやる気持ちが伝われば、この数字も変わってくるのかもしれません。
合わせて、夫やパートナーにサポートしてほしいこと、TOP5もご紹介します。妻が息抜きに出かけたいときに、夫やパートナーにその時間だけ赤ちゃんを見ていてほしいという気持ちの表れなのか「自分が不在のときの赤ちゃんの世話」が46.2%、「赤ちゃんの寝かしつけ」が42.2%、「掃除」「料理」「赤ちゃんの夜泣きの対応」が続いています。赤ちゃんの睡眠に悩む人も多いので、夫やパートナーが「寝かしつけ」や「夜泣き」も一緒にやってくれると助かりますね。
産後ママに対する調査時に、1年以内に1人目を出産予定のプレママ312名にも同時にアンケートを実施しています。その中に、「夫やパートナーと子育ての役割分担について、妊娠中に話し合うことが産後の子育ての不安軽減につながる」という興味深い結果が出ています。事前に役割分担について話し合いができていたり、おおよその役割分担が決まっている人と、そうでない人では「とても不安である」「やや不安である」の割合が20%近くも少ないのです。
サポートしてほしいと思う事は、人によって違ってくると思います。でも女性は、身体的にも精神的にも一大事であるお産の後、一度に起こる環境やホルモンの変化に対応できなくなることをプレパパの皆さんに理解していただければ嬉しいです。そして、赤ちゃんが生まれる前に、奥様がどんなサポートが欲しいと思っているのか、役割分担をどうしたいか、是非たずねてみてください。
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赤ちゃんManabiya編集部
1970年に小児医学を中心とするさまざまな専門家と共に赤ちゃんの未熟なからだと心について分析・研究を始め、以来、知識や知見を「赤ちゃん医学」として積み重ねてきました。