調査結果にみる産前産後のギャップ(2022) / 産後ママの約5割が育児不安?
ママのこと
産後ママの約5割が育児不安?
#調査結果にみる産前産後のギャップ(2022)
赤ちゃんManabiyaでは、2022年12月に1人目が2歳までの産後ママ729名にインターネットでアンケート調査を実施しました。
ここでは、産後半年以内に「“産後うつ”※1のような深刻な育児不安になったことがあるか」という質問の結果についてご紹介します。
「“産後うつ”と思う状態」あるいは「“産後うつ”までいかないが、子育てから逃げたい」と感じたことがあると答えた人の割合が合わせて48.6%にものぼりました。
さらに、「産後うつ」などを引き起こす一因とも考えられる育児のストレスについて、30.1%が「赤ちゃんの世話を思うようにできない」、45.6%が「子育ての責任や重圧」を選ぶなど、赤ちゃんに関するストレスを多くの方が感じていることもわかりました。(有効回答数717、MA)
出産後はホルモンバランスが乱れ、生活がガラリと変わります。そんな急激な環境変化にすぐに順応できる人はそう多くいません。2~3時間ごとの授乳やおむつ替え、慢性的な睡眠不足と、ちょっとしたことでもイライラしてしまうのは当然と言えるかもしれません。「自分のことよりもまず赤ちゃんのこと」と考えがちですが、どうか頑張りすぎず、休んでください。産後のサポート体制、産後に休める環境を整えておくことは、妊娠中からできることの1つだと思います。
※1 「産後うつ」とは主に産後3カ月以内に、少なくとも2週間以上、下記のような症状が続く状態をさします。
・気分がひどく落ち込む ・楽しいという感情が無くなる ・自分を責める ・自己評価が低下する
・気分がひどく落ち込む ・楽しいという感情が無くなる ・自分を責める ・自己評価が低下する
- アップリカの考える出産・育児の大切なこと
-
赤ちゃんManabiya編集部
1970年に小児医学を中心とするさまざまな専門家と共に赤ちゃんの未熟なからだと心について分析・研究を始め、以来、知識や知見を「赤ちゃん医学」として積み重ねてきました。