出産前に読んでほしい”ママのこと””赤ちゃんのこと”/ 無痛分娩のメリット・デメリット
ママのこと
無痛分娩のメリット・デメリット
#出産前に読んでほしい”ママのこと””赤ちゃんのこと”
出産は母子ともに健康に終えられることが最優先です。無痛分娩にはさまざまのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。無痛分娩を検討する妊婦さんはメリットとデメリットをよく理解した上で、担当の医師やご家族と相談し、後悔のない分娩方法を選択してください。
無痛分娩のメリット
- ・体力の消耗を減少させ、体力を温存することで産後の育児をスムーズに
開始できる - ・痛みに弱い方にとっては、痛みが減少するだけでも余裕が持て、落ち着いて
分娩に臨める
無痛分娩のデメリット
- ・痛みが緩和される分、出産時の異変に気付きにくい。
- ・分娩時間が長くなり、その分赤ちゃんが陣痛で苦しい時間が長くなりやすい。
子宮の収縮(陣痛が来ている)時、赤ちゃんは満員電車の中で揉まれているのに近い状態です。その時間が長くなると苦しくなり、赤ちゃん自らSOSを出し、緊急帝王切開になったり、赤ちゃんが出にくくて吸引分娩・鉗子分娩になるケースもあります。 - ・母体側も、血圧低下・嘔吐のほか、神経障害・髄膜炎・全脊麻・頭痛・局所麻酔薬中毒など合併症を生じることがある。
- お話をお聞きした先生
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産婦人科医かしわざき産婦人科柏崎 香織 先生
最新の設備と専門機関との密な連携で妊婦さんの安全・安心な出産を第一とした診察を行う。自身も二人の子どもの母親であり、女性ならではの視点で妊婦さんに寄り添う。